関西7地銀、4行が4〜6月最終増益 外債損切りの反動で
関西の主要7地銀の2023年4〜6月期決算(単体)が出そろい、最終的な利益を示す税引き利益は4行が増益となった。前年同期は米連邦準備理事会(FRB)による大幅な利上げで金利が上昇(債券価格が下落)した結果、各行は保有する外債の含み損処理に追われたが、その反動で利益が押し上がった。一方、外債を手放したことで有価証券の利息配当金が減少する負の側面も目立った。関西みらいフィナンシャルグループ(FG)...
関西の主要7地銀の2023年4〜6月期決算(単体)が出そろい、最終的な利益を示す税引き利益は4行が増益となった。前年同期は米連邦準備理事会(FRB)による大幅な利上げで金利が上昇(債券価格が下落)した結果、各行は保有する外債の含み損処理に追われたが、その反動で利益が押し上がった。一方、外債を手放したことで有価証券の利息配当金が減少する負の側面も目立った。
関西みらいフィナンシャルグループ(FG)...
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