[サッカー女子ワールドカップ] なでしこジャパン【結果】コスタリカに完勝、29歳猶本と19歳藤野ゴール…決勝Tに大きく前進

前半、チーム2点目のゴールを決めた藤野〈15〉を迎える、ベンチのメンバーら(26日)=桐山弘太撮影  豪州・ニュージーランド共催のサッカー女子ワールドカップ(W杯)で、日本女子代表(なでしこジャパン、世界ランキング11位)は26日、コスタリカ(同36位)との1次リーグ第2戦に臨み、2-0と完勝。2連勝で勝ち点を6に伸ばし、1次リーグ突破に大きく前進した。同じC組のスペインが、日本時間午後4時半からのザンビア戦で勝つか引き分ければ、3戦目を待たずに日本の1次リーグ突破が決まる。日本は前半、 猶本光 (三菱重工浦和)と 藤野あおば (日テレ・東京V)がゴールを決め、2-0とリード。そのまま逃げ切った。シュート数は日本の25本に対し、コスタリカは6本。コスタリカの枠内シュートは1本のみと、日本はほぼ危なげなかった。日本の次戦は31日でスペイン戦。(→突破しても相手は予想できず、は こちら )(→W杯コスタリカ戦の「記憶」は こちら ) 後半、ボールを追う植木(右)(26日)=桐山弘太撮影交代メンバーがゴールに迫る▽ロスタイム、左サイドから杉田が左足でクロス。ゴール正面の植木にピタリと合ったが、ヘディングシュートは惜しくもGKの正面だった。 ▽81分、コスタリカにシュートを打たれるが、GK 山下杏也加 (INAC神戸)が難なくセーブ。 ▽77分、清家がカウンター攻撃。植木につなぎ、最後は宮沢がシュートを放つがGKに止められた。日本は引き続き、攻勢。選手交代 ▽74分、林に代えてMF 長野風花 (リバプール)、猶本に代えて 清家貴子 (三菱重工浦和)を投入した。 ▽64分、 杉田妃和 (ポートランド)が左サイドを攻め込む。1対1になった相手DFをかわしてゴール正面へ強いパスを送るが、味方選手を合わなかった。 ▽59分、ともに初戦でゴールを挙げたFW 植木理子 (日テレ・東京V)とMF 宮沢ひなた (マイナビ仙台)を、藤野と田中美に代えて投入した。すぐに、二人が絡みチャンスを作った。 前半、チーム2点目のゴールを決めて喜ぶ藤野(26日)=桐山弘太撮影後半始まる▽50分、遠目から長谷川がゴールを狙う。GKのほぼ正面でゴールはならなかった。▽後半開始時の日本のメンバー交代はなし。開始早々、林がゴール正面でシュートを放つ。クリーンヒットせず、ボールは枠の上に外れる前半、猶本

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[サッカー女子ワールドカップ] なでしこジャパン【結果】コスタリカに完勝、29歳猶本と19歳藤野ゴール…決勝Tに大きく前進
前半、チーム2点目のゴールを決めた藤野〈15〉を迎える、ベンチのメンバーら(26日)=桐山弘太撮影
前半、チーム2点目のゴールを決めた藤野〈15〉を迎える、ベンチのメンバーら(26日)=桐山弘太撮影

 豪州・ニュージーランド共催のサッカー女子ワールドカップ(W杯)で、日本女子代表(なでしこジャパン、世界ランキング11位)は26日、コスタリカ(同36位)との1次リーグ第2戦に臨み、2-0と完勝。2連勝で勝ち点を6に伸ばし、1次リーグ突破に大きく前進した。同じC組のスペインが、日本時間午後4時半からのザンビア戦で勝つか引き分ければ、3戦目を待たずに日本の1次リーグ突破が決まる。日本は前半、 猶本光 (三菱重工浦和)と 藤野あおば (日テレ・東京V)がゴールを決め、2-0とリード。そのまま逃げ切った。シュート数は日本の25本に対し、コスタリカは6本。コスタリカの枠内シュートは1本のみと、日本はほぼ危なげなかった。日本の次戦は31日でスペイン戦。(→突破しても相手は予想できず、は こちら )(→W杯コスタリカ戦の「記憶」は こちら

後半、ボールを追う植木(右)(26日)=桐山弘太撮影
後半、ボールを追う植木(右)(26日)=桐山弘太撮影

交代メンバーがゴールに迫る

▽ロスタイム、左サイドから杉田が左足でクロス。ゴール正面の植木にピタリと合ったが、ヘディングシュートは惜しくもGKの正面だった。

▽81分、コスタリカにシュートを打たれるが、GK 山下杏也加 (INAC神戸)が難なくセーブ。

▽77分、清家がカウンター攻撃。植木につなぎ、最後は宮沢がシュートを放つがGKに止められた。日本は引き続き、攻勢。

選手交代

▽74分、林に代えてMF 長野風花 (リバプール)、猶本に代えて 清家貴子 (三菱重工浦和)を投入した。

▽64分、 杉田妃和 (ポートランド)が左サイドを攻め込む。1対1になった相手DFをかわしてゴール正面へ強いパスを送るが、味方選手を合わなかった。

▽59分、ともに初戦でゴールを挙げたFW 植木理子 (日テレ・東京V)とMF 宮沢ひなた (マイナビ仙台)を、藤野と田中美に代えて投入した。すぐに、二人が絡みチャンスを作った。

前半、チーム2点目のゴールを決めて喜ぶ藤野(26日)=桐山弘太撮影
前半、チーム2点目のゴールを決めて喜ぶ藤野(26日)=桐山弘太撮影

後半始まる

▽50分、遠目から長谷川がゴールを狙う。GKのほぼ正面でゴールはならなかった。

▽後半開始時の日本のメンバー交代はなし。開始早々、林がゴール正面でシュートを放つ。クリーンヒットせず、ボールは枠の上に外れる

前半、猶本(左手前)の先制ゴールを祝福する長谷川(右から2人目)ら(26日)=桐山弘太撮影
前半、猶本(左手前)の先制ゴールを祝福する長谷川(右から2人目)ら(26日)=桐山弘太撮影

日本の攻勢続く

▽前半終了。日本の守備陣はこの試合も盤石で、許したシュートは2本のみ。危ないシーンは、ほぼなかった。

▽42分、田中美がペナルティーエリア外側から強烈なミドルシュートを放つが、惜しくもボールはポストの上だった。

▽33分、FKのチャンス。ボールをつなぎ、最後は左からスタメン起用の 三宅史織 (INAC神戸)が、右足で思いきりのいいシュート。ボールは惜しくもゴール左に外れた。

前半、先制ゴールを決めて喜ぶ猶本(26日)=桐山弘太撮影
前半、先制ゴールを決めて喜ぶ猶本(26日)=桐山弘太撮影

立て続けに2点

▽27分、藤野が右サイドから持ち込む。ペナルティーエリアに進入し角度のないところからシュート。ニアサイドを打ち抜き、2点目を挙げる。

▽25分、右からのパスを 田中美南 (INAC神戸)が左の猶本にパス。ドリブルでペナルティーエリアに持ち込んだ猶本が左足でシュートすると、ボールはゴール右に吸い込まれた。W杯初出場の29歳が初ゴールを決め、両手を突き上げた。(→ゴールシーンの詳細は こちら

前半、先制ゴールを決める猶本(26日)=桐山弘太撮影
前半、先制ゴールを決める猶本(26日)=桐山弘太撮影

日本が徐々に攻勢に出る

▽日本が徐々に攻勢に出る。15分には、猶本のシュートをGKがはじいたボールに藤野と清水が詰めるが、交錯してクリーンヒットできず。

日本-コスタリカ 前半、ゴールを狙う林(26日)=桐山弘太撮影
日本-コスタリカ 前半、ゴールを狙う林(26日)=桐山弘太撮影

日本のボールでキックオフ

▽11分、右CKを 藤野あおば (日テレ・東京V)がけり、 熊谷紗希 (ローマ)がフリーでヘディングシュート。しかし、GK正面で得点はならず。

▽9分、長谷川が右から上げたクロスに猶本が飛び込んだが、ボールは頭上を越えた。

▽日本時間午後2時、日本のボールで試合が始まった。

コスタリカ戦の開始前、なでしこジャパンを応援する観客たち(26日、ニュージーランド・ダニーデンで)=桐山弘太撮影
コスタリカ戦の開始前、なでしこジャパンを応援する観客たち(26日、ニュージーランド・ダニーデンで)=桐山弘太撮影

スタメン発表、宮沢ひなたらに代え杉田妃和ら

 スタメンが発表された。日本は、初戦のザンビア戦から4人を変更。2得点を挙げたMF 宮沢ひなた (マイナビ仙台)、 遠藤純 (エンゼルシティー)らに代え、MF 杉田妃和 (ポートランド)、 猶本光 (三菱重工浦和)らを起用した。初戦で大活躍した 長谷川唯 (マンチェスター・シティー)も先発する。

(→守備的な相手「個」で突破を、は こちら
(→初戦の詳報は こちら
(→三笘の1ミリよぎった、は こちら

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