九州・沖縄の8月景況感、3カ月ぶり改善 観光需要けん引
沖縄など観光需要が活発な地域を中心に景況感の改善が目立つ（那覇市）帝国データバンク福岡支店が5日発表した8月の九州・沖縄の景気動向調査で、企業の景況感を示す景気DIは3カ月ぶりに改善し、前月比0.3ポイント高い48.3だった。新型コロナウイルスの「5類」移行後で初めての夏休みを迎え、観光需要が活発な地域を中心に景況感が改善した。県別では沖縄が55.8と3.3ポイント改善し、上昇幅が県別で最も高かった。改善は8県中6県で、福岡や佐賀、鹿児島などのDIも上昇した。業種別では10業種中6業種が改善した。サービスは51.7と前月より0.4ポイント下げたが、6カ月連続で50を上回った。帝国データバンク福岡支店は「天候不良で客足が伸びない時期があったが、景況感は非常に高い水準を維持している」と話す。金融や建設、不動産のDIも50を上回った。3カ月後の先行き見通しDIは2カ月ぶりに改善した。一方で6カ月後と1年後については2カ月連続で悪化した。同支店は「原材料や燃料価格の高騰に対する不安が拭えない企業が多い」と指摘する。
帝国データバンク福岡支店が5日発表した8月の九州・沖縄の景気動向調査で、企業の景況感を示す景気DIは3カ月ぶりに改善し、前月比0.3ポイント高い48.3だった。新型コロナウイルスの「5類」移行後で初めての夏休みを迎え、観光需要が活発な地域を中心に景況感が改善した。
県別では沖縄が55.8と3.3ポイント改善し、上昇幅が県別で最も高かった。改善は8県中6県で、福岡や佐賀、鹿児島などのDIも上昇した。
業種別では10業種中6業種が改善した。サービスは51.7と前月より0.4ポイント下げたが、6カ月連続で50を上回った。帝国データバンク福岡支店は「天候不良で客足が伸びない時期があったが、景況感は非常に高い水準を維持している」と話す。金融や建設、不動産のDIも50を上回った。
3カ月後の先行き見通しDIは2カ月ぶりに改善した。一方で6カ月後と1年後については2カ月連続で悪化した。同支店は「原材料や燃料価格の高騰に対する不安が拭えない企業が多い」と指摘する。
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